2012年8月20日月曜日

ルーマニア日本女性殺害事件


ルーマニアで日本人女子大学生が殺害された。

楽しいことたくさん考えていたんだろうな。あれやりたい、これやりたい、ここ行きたい…って。


でも、間違ってるよ。深夜に到着して、見ず知らずの人に付いて行くなんて。

どこも安全じゃない。 日本だって、深夜女性が歩くのは危ないことでしょう。

もう、マレーシアだって怖いよー!いいとこだし、いい人いっぱいだし、

リタイア後のロングステイ希望国として6年連続1位に選ばれるくらい、

住みやすい、大好きな大好きな国だけど、「絶対に」安全なんてことはない。

誘拐事件や、殺人、通り魔、外国人や女性・子どもを狙った事件が

私がここに来てからでも多数あって、注意喚起されている。

しかも、起こってるのはいつも真昼間。

スリやひったくりや暴行事件は当たり前に起こる。

昼間だって、ひとりでKL歩いてると、すっごくすごく気を張るの。

毎回、帰ってきたら肩が凝りまくり。

この国にきて、一番に顔見知りになって、仲良くなったのは、寮の警備員だった。

海外を深夜にひとりで歩くなんて考えただけで、怖くて怖くて、泣いてしまう。

周り蛇だらけの蛙だよ、私は。いいカモだよ。

金くれと叫ばれたことも1回や2回どころじゃない。

知らない土地だし、知らない言語で溢れてるし、笑顔で話しかけてくる人なんて胡散臭い。

誰も守ってくれない。

いい人だってたくさんいる。そりゃいるよ。いっぱい。

でも、自分の身は自分で守らなくちゃ。

いろんなリスクを背負って、 日本を離れていることに気付かなくちゃ。知らなくちゃ。



観光地だけでなく、人と触れ合い、同じものを食べて、同じように寝て、

話して、笑って、って本では学べないようなことを体験して、その国を知ることがある。

ゲストハウスに泊まるのって、すごくわくわくする。私も大好き。
 
ひとりでちょっと、裏道に入ってみる、

ちょっと夜にコンビニまで、

安いから夜到着のフライトで旅行 なーんて 、

人は冒険や好奇心と言うのかもしれないけど、

私からしたら、自殺行為だよ。

恐怖経験を武勇伝のように語る人いるけど、それ、奇跡ですよ、無事にいるのって。

すーっごい幸せなことですよ、それって。

笑いながら、連れ込まれそうになった~とか、引きずられちゃったとか言うことじゃないよ。

ここは日本とは違う。

日本人というだけで、お金持ち。いくら貧相な身なりをしていても。

タクシーで何人って聞かれても、中国人や韓国人って誤魔化すのもしょっちゅう。


大げさすぎるくらい気をつけて、警戒しても、足りないんだ。






私、小心者だし、今マレーシア来てるけど、本当は環境の変化嫌いだし

微笑まれたら微笑み返しちゃって、ほんとにいいカモになっちゃうし、

迫られたら断れないし、しまいには感情移入して同情しちゃうし、

もう、ほんとになんで海外出ちゃったの、って性格なの。

極論だけど、日本から出ないと言うのが一番最適な選択ではないかと思う。

それでも、見たい世界があったし、知りたい世界があった。



とりあえず、宣言しとくと、



わたしは生きて、無事に日本に帰る!!!!!!



まだまだ死ぬわけにはいかないの!まだ見たい世界はいっぱいある!


だから、戦う前に逃げる。出会う前に避ける。


私は、女。強くない、弱い。体も、心も。


たくさんの予防線や逃げ道を作って、進むの。


自分の身は自分で守る。

Japanese Culture in Pavilion

もう半月前になるけど、松本恵奈ちゃん見に行ったときに、クアラルンプール日本人会の方の指導のもと、日本文化の発信ということで、折り紙や浴衣着付けが行われてました。

浴衣着る機会ないし、ノリで着ちゃいました(^O^)わーい。うろうろしてると、写真撮らせてくださいと声をかけていただいて、完全に日本PRのため、とモデルぶりました。自前の浴衣で来てるマレーシア人の方もいらっしゃいました。
















現地のマレーシア人の方だけでなく、観光客の方も多数参加してました。背の高い女性の方が参加したいと申された時は、裾足りるかな、とみんなで心配しましたが、淡い色合いの浴衣がとても似合っていて、本人も、周りも興奮状態でした。娘さんと2人で、東京ストリートを回って、日本風の暖簾の前で何枚も記念写真撮っていました。

日本人が少ないのか、ついでに折り紙手伝っていってと言われ、時間もあったので、急遽参加。鶴しか知らない、と焦ったけど、それを少しずつ教えました。最後の羽広げるところは、みなさん目を丸くされて、喜ばれるんですよね(*^ω^*)

















もっと、いろんな種類教えられたらな(´・ω・`)

そのとき、折り紙名人のおじさんが休憩から帰ってきたので、手裏剣の折り方を教えてもらいました。手裏剣の方が子どもも喜びますもんね。特に男の子。

折り紙は、和紙風の模様が綺麗な柄が一番人気がありましたが、すぐなくなってしまって残念でした。パステルカラーも多いなぁと思ったけど、あれ、画用紙なのかな。ちょっと分厚いので、折るのが大変でした。


















折り紙講座の横には、短冊コーナーがあり、色鮮やかな紙に多種多様な言語で願いが記されていました。最終的には800枚ほど集まったそうで、担当の方も驚いていらっしゃいました。世界平和や、家内安全、商売繁盛など…絵馬みたいね。


そして、午後、今度はコスプレ大会が行われました。ギャラリーの多さに驚きました。みーんなカメラ構えてるの。出演者は8名程度で、マレーシアではコスプレイヤーとして有名なのかな…?







桜蘭高校ホスト部のキングのコスプレイヤーが全然かっこよくなくって、ウインクされて、萎えた(´・ω・`)他のキャラクターは何なのかよくわからなかったです。

来月頭に、大学内で日本風お祭りがあるようです…。先週、学校内に特別ゲストの前売りチケット販売ブースが出来てました。Hakuというバンドらしいです。そのときに、メイド風コスプレした人や、何のキャラかは分からないけど、剣振り回してる人がいて、唖然としました。

カルチャーショック。

自国の文化でカルチャーショック受けるとは!どうせなら浴衣や甚平来てくれた方がいいのに…って思ったわたしのほうが今の日本文化についていけてないんだなぁ。日本人はこういう文化が評価されてることに自信持つべきって、前のブログで書いたけど、いいの?これで!?て思った私は偏見持ちかな。世界に受け入れられるのは、わたしが誇る日本文化とは限らないし、とりたてて特別な何かだとも限らない。マレーシア人は、いろんな文化ミックスしてるのなんて当たり前すぎて、それが私からしたら魅力だなんて全く思ってなかったし。どこヘ向かうの、クールジャパン!